3月25日

****
c0170584_21263639.jpg
c0170584_2126524.jpg
c0170584_2127528.jpg
c0170584_21271669.jpg
c0170584_21273156.jpg
c0170584_21282666.jpg
祖父母の背中にのって見た風景が見たくなり、もう30年以上も前の記憶を頼りにある場所へ行ってきた。
祖父母の家は太平洋沿いの片田舎。そこは昔半農半漁の地域で
当時、地引網を引く日になると祖父母は、夜も明けぬうちに幼い私を背負って
漁をする場所まで連れて行ってくれたのだった。
私の記憶からは多くのことが消えてしまっていたが、
唯一覚えていることは、吹き荒れる冷たい海風と祖父母の背中が温かかったこと。
そして久しぶりに立ち寄ったその海岸は、当時の記憶と変らず冷たい風が吹き荒れていた。

この写真を現像している時、父から「(祖父は)お前が戻ってすぐに亡くなった」と電話があった。
ほんの20分前に会ったばかりだったのにと思うのと同時に
祖父もこの景色が見たかったのかも知れないと直感的に思った。
現像した写真を棺に入れてあげたいと考えている。
「じいちゃん、ありがとう」
[PR]

by scanmind | 2009-03-25 22:34 | 花・植物・風景